ロードバイクホイール 室内保管

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賃貸OK!ロードバイクホイールの室内収納専用スタンドをDIY

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ロードバイクホイール室内保管スタンドを自作しました!

 

自転車歴が長くなるにつれて増えていくのがホイールの数。
ロードバイクならリム幅こそ細いものの、直径は70cmもあるうえに、クイックのせいで意外にも横幅も広いです。
ホイールを室内保管したいけれど、収納場所に困っている人も多いと思います。

 

ベストな収納方法の1つに「天井から吊る」という方法があります。
ですがこの方法、持ち家の人ならともかく、賃貸住まいの人にはほぼ不可能な方法です。

 

私自身、ロードバイクのホイールを3セット持っていますが、賃貸マンション暮らしです。
これまで仕方なくホイールを床に置き、壁に立てかけていましたが、正直、結構スペースを取っていました。

 

ホイールを吊るすように収納できれば、床のスペースが空き、かなり部屋を有効活用できるので、何とかしたい・・・と常々考えていたのですが、やっと、ホイールを3-4セットほど、場所を取らずに室内保管できるスタンドを自作することができました。

  • 壁や天井など、部屋へのクギ打ちや穴開けは一切なしなので賃貸でもOK!
  • 難しい作業はなし!
  • 低予算(約3000円)で、ホームセンターで売っているものでできる!

と良いところずくめの自作スタンドなので、ここで共有したいと思います。

自作ホイールスタンドの材料

2X4材:1本

「ツーバイフォー」と読みます。長さ2440mm、断面が38x89mmの太い角材です。
DIYでよく使われます。
大抵のホームセンターで700円くらいで手に入ると思います。

 

ディアウォール:1つ


2x4を突っ張り棒化してしまう器具です。
2個セットになっていて、それぞれ2x4の両端にはめます。
片方にバネが内蔵されており、これによって突っ張り棒の役目を果たします。
基本的には2x4を縦に立てて、床と天井とで突っ張るようにします。
ぶっとい2x4を突っ張り棒にするのですから、その強度はハンパではないです。
部屋の真ん中に柱のように突っ張らせ、それに大人がコアラのようにしがみついている画像を見たことがあります。
900円くらいです。
WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム ディアウォール ホワイト

 

どこでもフック:2つ


本来は、室内の好きな場所に引っかけて、そこに5本のハンガーを掛けられるようにする器具です。
これを1本の2x4材に上下2個取り付けます。
1つ600円くらいです。
耐荷重5kgなので、1つにつきホイール2ペアは何とか吊るせそうです。
WAKI どこでもフック ひっかける5連穴タイプ 白 DMH-002

 

木工用フック:2つ

上の「どこでもフック」を引っ掛けるためのフックです。
先端が木ねじになっていて、2x4にねじ込んで固定します。

 

大きいもののほうが耐荷重が大きいので、安心のためにも、できるだけ大きいものを使うほうが良いでしょう。
私は家にあった直径24mmのものを使いましたが、ホームセンターで4,5個1セットで100円くらいで売っていると思います。

その他

タイラップ:普段自転車で使っているものでいいです。
S字フック:長さの違うフックが2,3種類あるほうがいいです。
木材用ペンキ:お好みの色で。面倒なら必要もありません。

 

自作ホイールハンガーの作り方

  1. まず、設置する部屋の天井の高さを測ります。
  2. 2x4材を購入します。反っていないもの、節の少ないものを選びましょう。
  3. 2x4を天井の高さより40mm短くカットします。ディアウォールの説明書には、45mm短くと書いていますが、多くのサイトでは「45mmだとちょっと短いから40mmのほうが良い」と書いています。私も40mmにしました。
  4. 自分でのこぎりでカットしても良いですが、ほとんどのホームセンターでは無料か20円くらいで好きな長さにカットしてくれます。
  5. ディアウォールを両端にはめて、設置したい場所に突っ張らせます。バネのあるほうが必ず上です。反対にすると重みでバネが緩んでた倒れてしまいます。
  6. どこでもフックを設置したい高さに軽くキリで穴を開け、木工用フックをねじ込んでいきます。
  7. 後は下の写真のようにどこでもフックをかけます。

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脚の部分がちょっとはみ出ていますが、問題ありません。

ホイールハンガーの補強

木工用フックは耐荷重が十分のはずですが、全荷重が1本のフックにかかっています。
しかも、テコの原理でおそらくホイールの全重量以上の力がかかっているはずです。
なので、荷重を分散させるためにタイラップを巻き付けて支え、木工用フックとタイラップの2か所にホイールによる荷重を分散させています。
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でも、これでも本当に大丈夫なのか?と若干心配です・・・
フックの部分は別のものに改良しようと思っています。

よりコンパクトにホイールを収納するコツ

隣り合うホイールのクイックの位置をずらすことがポイントです。
長さの違うS字フックを使って、隣り合うホイールが上下にずれるようにすれば、クイック同士の干渉がなくなり、ホイールの収まりが良くなります。

自己インプレ

現在のところロードバイクホイール3ペアを吊るしていますが、特に問題は起こっていません。
「ディアウォール+2x4」の安定感はかなりのものです。
ホイールのハンガーだけでなく、ロードバイク本体のラックとしても十分応用できると思います。

 

ただ、木工用フックとタイラップ1重では気分的に不安は残りますので、タイラップをもう1重追加しようと思っています。

 

S字フックを掛けられる穴は5か所ありますが、できるだけ根本に近いところから使うようにすると、余計なストレスを掛けなくて済みます。

 

それから、どこでもフックが割としなります。
粘りのある感じなのでいきなりポキンと折れることはないと思いますが、1年に1回は交換したほうが安心かもしれません。
今後長期的に使い、調べていきたいと思います。

 

【2018年11月追記】
自作ホイールスタンドを設置して2年弱経過しました。
ですが、トラブルは全くありませんでした。
半年ほど前に結構大きい地震もありましたがディアウォールがすれたりすることもありませんでした。
プラスチック製で強度に若干の不安があったどこでもフックですが、こちらも2年間、交換することなく無事継続使用できています。

 

それから、ロードバイクとホイールをまとめてコンパクトに収納できるグッズで、ディアウォールに応用できそうなものを発見しました。

【急行】フィードバック VELO WALL POST ブラック 柱・壁設置タイプ(穴あけ必要) FEEDBACK SPORTS

 

下の画像のように、ホイール1ペアと自転車1台を1本のハンガーで収納することができます。
velo wall post
ロードバイクの前後ホイールを外し、そのホイールと本体をこのハンガーにかけると、壁に対して左右方向にホイールの張り出しもなくなり、非常にコンパクトに収納できますよね!
壁側から順にホイール、フレーム、ホイールの順で収納すれば、ドロップハンドルの両端の範囲内にホイールが収まるはずです。
こうすると、壁からの張り出しも少なく、圧迫感も少なくなりますね!

 

割と最近できた製品のようです。
私は今のことろ収納スペースは間に合っているので、このハンガーの購入予定はありませんが、
もし新たに収納すべきものができれば、こちらを試してみたいと思っています。

 

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